崩壊

人としてではなく、モノ、駒のようにかつ雑に曖昧に現場を扱うお偉いさん。板挟みで苦労しつつもその日の問題にその場で即対応するが疲弊する人たち。元気なうちは声を上げておかしいと言うが、それが意味が無い、言っても変わらないと悟るとただ静かに感情を殺していく。そして1人、また1人と無言で崩れていく。無言は最後の抵抗なのかもしれない。


こういう人たちが蔓延っていて、今後も変わらない状況にはいても心身の力を消耗するだけだ。自分が変えてやるという気持ちになれないのだから、次を探さないといけない。
ひどいところでも留まっていれば、それなりに溜まったノウハウでのらりくらりと過ごすことはできると思う。でも、それだとずっと同じ負の感情を持ち続けて心を摩耗させていくことになる。きっといつか糸は切れる。
こんな状況で次をなんとかもがきながら探している状態だけど、まだ自分には危機感が足りないのだと思う。どこかでのらりくらりと過ごすという目先のことだけを考えて問題の本質から目を逸らし後回しにしていると思う。
心を殺して今の延長を歩くか、心を元気にするために今もがくか。