仕事始め

同じ早起きでも休みか仕事かで全然ワクワク度が違うなあと感じた2018年1月5日。はい、仕事始めです。
一気に現実に戻してくれ、かつ現実の厳しさを教えてくれた冷え込みが朝の見送りをしてくれた、ちくしょー!


今日は久しぶりだからリハビリ感覚で一日を過ごすかなと思ったけど、溜まっていたメールを整理しているうちに暗い気持ちになる。
(個人的にはメール、メール連絡というものが果てしなく時代遅れに感じる)
おかしいだろ!まだ新年始まって5日だぞ!なんでこんな気分にならないといけないんだよ!
相変わらずの丸投げ理不尽なやつも困るけど、マジで有識者でも何でもないのに振られた仕事が一番辛い。人手不足ここに極まれり。
もはや誰が何をやっていて、何が詳しいのかもわからないんだろうな。




自分には価値がないのかと真剣に思うほど酷いこと言われ無評価されて、もう何も言わないと決めた昨年秋。
問題点を言うことで組織が良くなったり仕事がやりやすくなるかと思ったら、実際は逆で、臭いものには蓋のような逆風が吹いた。そういう封じ込められ方をしたらもう何も言いたくなくなり、他の人も何も言わなくなったけど、結果危険な状態になっても誰もそれを言わなくなる硬直化した死んだ組織になった。
問題だと思うこと、正しいと思うことを言っても「文句を言うな」「じゃあその施策を考えろ」では何も言いたくなくなるね。言うとさらに余計な仕事が増えるというのをみんな学び、沈黙の部隊となった。
信頼関係があるなら、その結果一人一人が自分の作業に集中して無言で過ごすことは良いことだと思うけど、信頼関係がなく何を言っても無駄の思考に陥り無言になっているのは相当問題だと思う。


こんな状態で、一見誰も文句(問題点)を言わない良い組織になったように上は感じたみたいだったけど、以前より問題が見えにくくなったことで上がよりあたふたするようになった。それを全部下のせいにするようなことになり、余計悪循環。そんな状態で「残業が少ない」とか言ったらもうおしまいよ。


こんなことがあったので、今年も火種が見つかっても言わないかなと思っていたけど、新年一発目を過ごして、やっぱり正しいと思ったことは言わないといけないんじゃないかなと思った。
誰も文句も何も言わない組織は本当の意味で良い組織ではないと思うし、結局「コミュニケーション」というものがない組織だと思う。
このまま何も言わないままだとますます悪い方向に進みそうだし、何より楽しくない。言わないと確かに面倒な仕事は増えないが、その代わり都合の良いように使われ、個人の尊厳が侵される気がする。


昨年の内藤哲也の「言いたいことは口に出さなきゃ誰にも伝わらないんだよ」に心震わされて、言いたいことを言って一度ボコボコに封じ込められたが、やっぱり、やっぱり言いたいことは口に出したいと思う。上はどうでもいいが、最前線で大変なことに日々取り組んでいる現場の人が報われて、楽しく過ごせるようにしたい。自分も含め。
あと、たまには言いたいこと言ってスッキリしたいしね。


そんなこんなで今年も仕事に関してはワクワクすることよりも苦しいことのほうが果てしなく多そうだけど、せっかくだからやって後悔の精神でぶつかってみようと思う。新しいこともしてみたいと思う。
個人的な働き方としては、絶対仕事と家庭の時間を定時で切り替えようと思っている。
今年は定時後30分くらいは、1時間くらいは……とも思わず、きっちりとそこで線を引こうと思う。そしてはみ出ないよう計画的な一日を過ごそうと思う。
日中は働き、暗くなったら帰る、そして子育てや家事をする。「極めて当たり前のこと」を強い意志で今年はやりたい。
そして遊びたい!