ぎゃぼー

のだめカンタービレ21巻まで読んだ。一気に読むともったいない感じがしたので1日1巻程度を目安にじっくりと読んでいった。
21巻まで読んだけれど、続きが気になってしょうがない。千秋もそうだがのだめがすごいスピードで成長している。と、同時に音楽家としての、一人の女性としての岐路に立っていてとてつもなく悩んでいる。希望が見えるのに絶望と諦めと悲しみも同じくらい見えている。不安定さが読んでいて伝わってくる。
21巻までで一番好きな巻は20巻。千秋とのだめ以外の人物がよく描かれている。夢を追ってコンクールに出場し、そして現実が見えた時のターニャやユンロンの姿と心情をとても細かく描いている。読んでいてこれ以上ないくらい感情移入した。
笑いの場面や華やかな音楽の世界の中にシリアスだったり悲しい現実も描くからただのおもしろ音楽マンガで終わっていない。順風満帆な姿ではなく、悩み苦しみながら道を探し成長していく過程が素晴らしい。あの千秋でさえもがき苦しみながら成長していっている。ハマッた。面白い!
このマンガを読んで女性マンガ誌に「Kiss」というのがあるのを知った。りぼん・なかよし・ちゃおが名前知っている限界だったから、のだめもこのどれかでやっているんだろうと思っていた。実は女性マンガ誌って他にもあるんですね。
調べたところ最近作家活動に戻り連載が再開されたみたいなので、しばらく22巻はおあずけか。早く読みたい。