『バッテリー 6』

文庫版バッテリーシリーズ完結。1からの流れを季節も風景も人間関係も実力も丁寧に書き上げてラストをむかえている。
続きがありそうな、書けそうな感じの終わり方だったが、個人的には続きはいらないと思う。6までに十分書かれているからこの先の巧はどうなるのだろう、中学三年間でどこまで伸びるのか、高校は、さらに豪は青波は・・・と考えていたい。そうでなければあの終わり方の意味がないと思う。

バッテリー (6) (角川文庫)

バッテリー (6) (角川文庫)