共通したテーマの短編集だと思って読んでいたが、実は全てがつながっていて一つの作品になっていた。
読み進むにつれ涙をこらえるのが大変だった。目に浮かぶ程度でなんとか我慢していたが、268ページ最後から2行目を読んだ瞬間にもう我慢することはできなかった。全身が熱くなった。
ただのお涙頂戴じゃない。悲しくなるだけじゃない。
あまり内容について書きたくない。私もそうだったが、どんな小説か知らないまま読んでほしい。
とにかくたくさんの人に読んでほしい小説。
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/08/05
- メディア: 単行本
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