今日は三沢光晴の命日。2009年6月13日、あの日から15年。この前十三回忌で随分と昔のように感じたけれど、既に十七回忌が近い。15年も経ったのか。
亡くなるのが早すぎた。そしてそこからの時間は長すぎると思うし、時が経つのは早すぎるとも思う。子どもの頃三沢を知ってファンになり、そこから亡くなるまでの時間を、いずれ三沢が亡くなった後の時間が越えてしまう。三沢光晴がどんどん遠くなっていくように感じる。
しかし、何かある度にスパルタンXを聞いたり三沢の試合映像を見る度にぐっと三沢との距離が縮まる。すぐそばにいるように感じる。その何かある時というのはほぼ100%辛かったり頑張ったりしたい時だ。いつだって三沢が勇気づけてくれた、奮い立たせてくれた。倒れても負けてもまた立ち上げる姿が自分を一歩前に歩かせてくれた。いつまでも僕のスーパースター、子どもの頃から憧れ続けているスーパースター。
今日もスパルタンXを聴きながら運動した。イントロを聴くだけで魂の温度が上がる。辛くてももう少しだけ頑張ろうかという気持ちになれる。それも全ては三沢が現役時代に戦う姿を見せてくれていたから。
いつか三沢の年齢を超える日が来るかもしれない。その時まで、その先もスパルタンXを聴き続けて、辛い時も立ち上がろうと思う。
引退して三沢さんと呼びたかった。引退後の三沢光晴が見たかった。毎年この日はそう思う。今日もこれからまたスパルタンXを聴く。
ありがとう、僕のスーパースター。