三沢光晴没後10年

今日は三沢光晴の命日。今年であの日から10年。もう10年なのかと思う。今も生きていたら56歳でまだ還暦前。さすがに引退はしているだろうけど、プロレス界には関わっていたと思う。エロさは増していたかな。


そんなことをついつい考えてしまう。今でも考えてしまう、「三沢さんが生きていたら」と。ずっと同じことを考えているような気もするけど、ずっとそんな思いを繰り返すくらい自分にとっては影響の大きい人、超人。令和を生きる三沢光晴が見たかった。


三沢さんの命日近くになると特に過去の三沢さんの試合を見るようになる。一番最近見たのは1998年1・26の三沢vs秋山三冠戦。
どちらも若いだけあって動きの速さ、キレが素晴らしい。しかし、30代半ばでこの王者の貫禄はすごいな。


今見ても熱くなる試合だ。最後はエメラルドフロウジョン初披露で三沢の勝利に終わるけど、この初披露の時の観客の静寂からの驚きの声に変わる瞬間は今でも新鮮だし、当時は自分も同じ声をテレビの前であげていた。
その後少し入りの形は変わってもっとスムーズに落下まで繋がるようになるけど、この初期型エメラルドフロウジョンのインパクトもすごい。当時エルボー、タイガードライバータイガースープレックスなどで十分戦えていたのに、ここまで三冠王者として極めている中でさらに新技を作り高みを目指していたのはもうただただ尊敬に値する。


三沢さんが亡くなって10年。自分もあの日から10年経ったということになる。変わっているような、変わっていないような。10年確実に経ったんだなということは感じてしまう。
三沢さんが好きな気持ち、尊敬する気持ちは10年経っても変わらないし、これからも変わらない。本当にすごい人だった。本物のスーパースター、スーパーヒーロー。忘れない。

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