『6月13日を忘れない―三沢光晴最後の一日』を読んだ

今年は三沢光晴の七回忌。この本を読んで改めて自分も訃報を知った時のことを思い出した。


この本は亡くなった直後に出ていたらとてもじゃないけど読めなかったと思う。6年という時間が経った今だからようやく読める。それでもまだ心にズンとくるものがある。あの日のあのバックドロップではなく、それまでの蓄積が原因だというのもわかる。それでもあの日は重い。


何度も思うけれど、生きていてくれなかっただろうか。ただいてくれるだけで力強いという稀有な人。もう一度会いたい。