『答えは風のなか』を読んだ

子どもたちが主な登場人物の10のお話。タイトルのように「答えは風のなか」となるような何とも言えない悩み、モヤモヤが描かれている。「いいヤツ」の主人公の子が自分だったらはっきり言えるだろうか、などとそれらの悩み、モヤモヤを自分だったらと考えながら読み進めた。コロナ禍での生活が舞台になっている話もあり、子どもたちの話だけれど大人も考えさせられる。難しい。
こういう悩みはこうすればいい、という話ではなく、終わった後に自分で考えるように”問い”が残されているので、1つ読み終わる度にじっくりと考えることができる。答えは風のなかにあるのかな。