ここに、ある

妻が先に帰省終了になったので新幹線見送り。普段とは違うところに来て緊張もしただろうし気も遣っただろう。それなのにそんな素振りを見せず過ごしていて、ますます頭が上がらない。もう下をひたすら見ているしかないな。


見送った後は買い物に付き合い、食材持ちや空瓶運び、新しいビール瓶ケース買いの運びといった力仕事担当をした。これだけ楽しく快適に過ごさせてもらったんだからこれくらい喜んでしますよ。
車で移動中高校まで過ごした町並みを眺めて、改めて自分のルーツはここにあるんだなと実感した。郷愁なんて真面目な言葉じゃない、でも真面目に見つめた故郷への思いというのが胸を少しだけ熱くして、ちょっとチクリとさせて、まだ田植えの始まっていない茶色の田んぼに落ちていった。
どうしたもんじゃろのう