ぼくふゆ終わり

あっという間だったな。エアコンの暖かさよりもストーブの暖かさがやっぱりいいな。
仕事頑張れとか一切言わず「ちゃんと食べないとダメだよ」「体は大事にな」と体を気遣ってくれる親の言葉が嬉しかった。昔から変わらなくて毎回同じようなことを言われているのに嬉しい。親はどこまでも親。帰省すると必ず一度は泣きそうになる。今年こそ泣き虫を治さないとな。
実家でのんびり過ごしていると体がどんどん元気になっていくのがわかる。食い過ぎでお腹がどんどんパンパンにもなっていくけど。元気になっていく中で自分の努力不足も痛感する。まだまだ全然自分を追い込めていないな、結構手前で無理だと思ってやっていないような気がするな、と思えてくる。今年はしっかりと身につくことを学ぼう。遊びも今まで以上に真剣に思いっきりやろう。
帰宅してまずは録音していた元日の『やさしい夜遊び』を聞く。ああ、桑田さんの声だ。入院して休む前は当たり前の感じだったのに随分新鮮に聞こえた。明るく闘病生活を語っていたけれど、最後のほうに「ラジオ休む前は絶望していましたけれど」と言っているのを聞いて本当に辛かったんだろうなと思った。辛いことをさらっと明るく語る桑田さんに泣けた。
放送中に流れた「それ行けベイビー!!」は紅白のほうでいっぱい聞いたけれど、アルバム版は初めて聞けた。「適当に手を抜いて行こうな 真面目に好きなようにやんな」っていう始まりがやっぱりすごくいい。適当に手を抜いて行こうな、だけじゃ普通だけれど、その後に「『真面目に』好きなようにやんな」とあることでぐっと引き込まれる。「祭りのあと」でただ「馬鹿でいろ」と言うのではなく「粋で優しい馬鹿でいろ」と言っているように、「それ行けベイビー!!」でも桑田さんらしい言葉だなと思った。今年はずっとこの曲が自分の励ましの歌になりそうだしかなりお世話になりそう。
「月光の聖者達」はこの放送で初めて聞いたけれど、足から頭にじわじわぐわーっと詞と曲が染みこんでくるいい曲だった。三井住友フィナンシャルグループのCMソングになっているようなのでそっちのサイトに行ってCM見てみると、これがまたいい。60秒バージョン2パターンとも見てほんわりとした気持ちになった。
新曲2曲でこれなんだから全曲聞けた時にはどうなることか。今からワクワクする。2/23の『MUSICMAN』発売までワクワクしていれば当面のしんどいことは全部乗り越えられる気がする。いや、できるな。適当に手を抜いて行こうな 真面目に好きなようにやんな、の気持ちで。