地球幸福度指数

今週の『スーパープレゼンテーション』のテーマは「地球幸福度指数」。


横軸に環境への負荷を表す指標、縦軸に平均寿命に幸福度を掛けあわせたもの、いわば人生の質と長さを載せたグラフで語りかける。先進国が横軸の右側にあるものの、必ずしも縦軸の数値が高いわけではない。理想的には横軸ができるだけゼロ付近にあり縦軸が上のほうにあってほしい。
そうなるにはどうするべきか、そもそもそういう考えに皆がどうすればなれるのか―実に興味深いプレゼンだった。


環境への負荷をかけ続けることが成長という時代ではもうないのだから、それを停滞とか限界とか嘆かないでほしいなと個人的にも思う。成熟という言葉は決して進まない言葉ではないはずだ。昔と変わらない価値観、働き方のほうがよっぽど”古く”て”成長のない”ことだと思う。


プレゼン後の総括で伊藤穰一さんが言っていた「ハッピーじゃないと基本的にいい働きはできない」「クリエイティブな生産性を出す」ということがこれからの時代というかこれからの個人の意識にとって大事なことじゃないかなと思った。