さよならだけが人生さ

「出世を諦めると人生は楽ではないけれど楽しい」
どこかで聞いたけれど、社会の人となった人としてこれほどわかる言葉はない。諦める以前に目指していないけれど。
負け犬の遠吠えだろうが言い訳だろうがなんでもいいけれど、この気持ちでいられるから本当に人生が楽しい。
会社に残り登り続けるために心血を注ぐより、ある日クビになってもいいように磨くもの磨いておいてほうがいい。
そんな依存しない生活なので、今日も「残業代稼ぐために意味もないのに遅くまでいないでね」「自分の領域守るために情報共有しないで依頼だけするの止めてください」と思ったことが言える。遅くまで残業する奴が偉いという風潮が大嫌いだ。じゃあお前ら会社に住め。前の日遅くまで残業したから次の日は「私用」や「体調不良」という都合で午後から出社できると甘えているお前らは他の会社言ったら通用しないぞ。まあ、通用しないから今の会社で必死に残ろうとしているんだろう。いつから「ねぼう」という字は漢字で「私用」や「体調不良」になった。
頑張っていますアピール、俺すげーアピールとかもういいから。仕事のための仕事作らなくていいから。日中頼んだ仕事をわざと夜遅くに出さなくていいから。机の上にこれみよがしにレッドブルの缶積み上げなくていいから。図星つかれると自分のせいじゃなく他の要因のせいにしまくって逃げなくていいから。


頼む、頼むから普通に仕事をしてくれ。


定時に帰り好きなお酒を飲みながら好きな音楽を聞き本を読む。この楽しみがわからない会社の頭のいい人たちは、定年まで働き続ければいい。耳障りのいい言葉や目標なんてもう聞こえない。
リストラ候補?あ、別にかまわないです。ここだけが世界の全てじゃないので。