社会不適合者

今週終電帰りが2回。つまらん。


日が長くなってきた今日この頃、日は暮れてきているけれどまだ明るい時間帯に帰り、道路や電車の中で学校や部活帰りの子どもたちのちょっとやかましい声を聞いて、帰り道でカレーや煮物の匂いを嗅いで自然に笑みが出る・・・こういうのが「普通」の生活じゃないのかなあ。
現実は電車には大人の疲れ切った表情だけが溜まり、子どもの声なんか聞こえない。明日もまたこんな一日なんだろうなあとなんとなく予想がついて、でもそんな中で明日やることが頭の中から離れず帰宅。もちろん外は真っ暗。


会社ってなんだろう。社内政治なんてマンガかよそのお固い会社だけの世界だよ、と思っていたらしっかりとあった。政治が上手けりゃマネジメントが上手くなくて現場がヒーヒー苦しんでも出世する。嗚呼面白いんだか悲しいんだか。上手く立ち回って偉い人に気に入られるのが一番なんだね。
会社ってなんだろう。エリートコースじゃなく窓際族だから大体の将来は見えて、いずれ使い捨てなんだろうという未来が見える。


会社は楽しい、なんて青臭い希望を抱いていたのはバカだったのかな。実際は期日が全て、そのためなら身を粉にして働け。相手のほうは見ても社員のほうは見ていないな、とここ数年は特に感じる。
社員の幸せを考えてよ、でも言い過ぎではないと個人的には思うが、せめて社員の生活は考えてほしいよな。もうそこまで余裕がないのだろうか。給料出るから社員の生活考えている、ではない。毎日遅くまで残業残業、ままならぬことの嵐とただひたすら短くなるスケジュールによるプレッシャー、これの繰り返し。みんなはなんとも思っていないのかな。あと3年、5年とこの繰り返しが続いた時、自分は耐えられるのだろうか。仕事好きにとってはこういうほうが楽しくて満たされているのかな。子どもがいる家庭は早く帰りたいと思わないのかな。家の子どもは親と一緒に夕食が食べられないこと、寝る前に会えないことが普通になっちゃっているんだろうか。
田舎生まれの鍵っ子だけど、さすがに親が23時、24時過ぎに帰ってくることはなかった。少し遅くても一緒に夕ご飯食べて、一緒にテレビ見て、一緒に今日のことを話したりした記憶がある。こういうのって、もう普通じゃないのかな。


いや、そんなことないはず。少なくとも自分だけはそう思いたい。生活する、働くということはもちろん楽しい事ばかりじゃない、むしろ辛いことのほうが多いけれど、本当に今の生活が普通で当たり前なのだろうか。最近よくそんなことを考える。どうせ一度きりならやりたいことを楽しくやりたいよ。おっと、まだ青臭いな。
ま、やっぱり自分には社会、サラリーマンなんて合っていなかったんだろうな。ぶら下がりで寄生か、自分で考えるか。まずは少しずつ行動しよう。