終了

短い間だけれど、現場を知った。報道はどんどん少なくなっていっているけれど、現場はまだまだ全然戻っていない。実際に見て愕然とした。説明を受けるまでどこに家があったのかもわからなかった。何年かかるのだろう。同じ日本の中でゴーグルとマスクをしないといけない町があるのがショックだったし悲しかった。
でも何年もかければ復興は必ずできると思った。今はボランティアと警察、自衛隊しかいないこの町も、必ずゴーグルもマスクもいらない、地元の人がたくさん住む町になるはず。一日にできる作業はわずかだったけれど、やらないよりはやったほうが確実に進むと実感した。本当にちょっとしかできないけれど、絶対に進む。重機が入れない場所や、思い出の品を一つでも見つけてほしいという依頼に対しては人が入って細かい作業をするしかない。


「素人でもやれることは絶対にある」


実際に行って作業してそう思った。行こうか悩んでいるなら行ったほうが絶対いいと思った。
今回行く前の準備はワークマンに非常に助けられた。ゴーグル、防塵マスク、踏み抜き防止インソールなど作業に必要な一通りの物は全てワークマンで揃った。ワークマンの回し者じゃないけれど、ワークマン素晴らしい!
作業関係以外であってよかったものといえばアイボン。埃が結構あってゴーグルをしても目が痛くなることがあるので、アイボンを持っていけば目がスッキリ明日への活力。


思ったことはたくさんあるけれど、まだ全然整理できていない。少しずつ整理していきたい。
「忘れない」ことも支援の一つなのかな、と思った。