好きだったりする

雨だけどまあ体動かすかってことで運動へ。今日はかなり緊張感ある練習ができた。って、こんなこと言うと普段適当にやっているような言い方だが、そんなことはなく、練習全体のベクトルがここに来てさらに向きも大きさも揃い大きくなった時、今自分が何をしないといけないのかを考えると自然とそうなった。平日味わうのとはまた違う緊張感と高い集中力持続をそれこそ肌で感じられ、あ、苦しいけどこの一体感っていいなって心の底から思えた。やっぱりしんどいけど好きだったりする。
まあ、そんな一日を振り返りつつこうやってビール飲みながら漫文垂れ流している夜ももちろん好きだったりする。あ、また禁酒破った。でも、もういいや、他人に迷惑かけず好きなものを好きと言えることを我慢するなんてことはない。なんて言い訳をして自分のいいようにしちゃうだらしない、変わらない、変えられない自分も好きだったりする。どうしようもないなぁ、とか言ったり言われたりしながらでも最後はでへへーと笑えちゃう雰囲気になれちゃうのが好きだったりする。要するにこんな自分勝手な自分が好きだったりする。もちろんナルシストというわけではなく。
サザンの『SUMMER LIVE 2003 流石だ真夏ツアー』のDVDを見て、ビールの缶に口つけてそれから離すと今度は口ずさんでしまうこの時間も好きだったりする。音量や歌声のボリューム上げて隣の迷惑にならないかと少し音量を気にしながら、でもやっぱり歌っちゃう自分が好きだったりする。Disc.3の最初が『TSUNAMI』はひどいよ。また泣けちゃう。まあ、メドレー集の『夕陽に別れを告げて』あたりからぐっときているからいつものようになるだろう。
夏のライブは今までよりさらに激しいチケット争奪戦になって行けるかわからないけれど、もし行けたなら絶対に聴きたい曲が二曲ある。
真夏の果実』と『SEA SIDE WOMAN BLUES』。この二曲が聞けたらもうどうなってもいいかも。と、いうかその二曲のどちらかのイントロが始まった瞬間自分がどうなっているのか想像できない。『真夏の果実』と『SEA SIDE WOMAN BLUES』の二曲が演奏された唯一のライブである茅ヶ崎ライブは、そういう意味でやはり自分の中で伝説のライブだ。
もちろん他にも聴きたい曲はいっぱいある。はっきりいって全曲ライブで聴きたい。そんなわがままを思ってしまう。ただ、今回のサザン無期限活動休止前最後のライブということだけあって、シンドバッドを聴こうがマチルダ聴こうが切なく響いてきてしまいそうな気がする。「今何時?まだ早い」というフレーズをファンとしてライブで言いたい。まだライブに行けると決まっているわけではないんだけどね。
こうやってサザンのことを考える時間ももちろん好きだったりする。こんな好きだらけの幸せな一日、夜が過ぎていくのも好きだったりする。