ランニングするだけでも

コロナ騒動の前からずっとランニングは習慣としてやっていたので、在宅勤務や外出自粛の人が増えてランニングする人が増えたのとは関係のない自分である。
平日は5時台に田舎を走っているのでほぼ人とすれ違うどころか見かけることもない。ただ、休日はもう少し暖かくなってから走りたいので6時~7時台に走っている。そうなると多少外を歩いている人は5時台より増えている。


別に走るのは適度な運動として専門家もOKと言われているけれど、ここに来て山中教授の発言があり、どうも「ランニングもダメだ」という空気になっている気がする。本当は「すれ違うのに肩すれすれになるほど人が多くいる公園内を走る時は呼気にも気を遣ったほうがいいのでバフなどをしたほうがいい」という意味なんだけど……


そんなわけでバフのような顔を覆うランニンググッズを着用して今朝は走った。万が一「マスクを付けずに走っているなんてお前は!」という危険な正義マンに絡まれると面倒なので、自衛のために近いな。
口と鼻を覆っているので、走っていても明らかに普通の時よりも苦しい。でもこれくらいしないと危険な正義マンを防げないからなあ。


正義マンと一応すれ違う人への配慮のために付けているけど、鼻から下は覆われていて、かつサングラスしていたので顔ほとんど出ていない状態だった。こっちのほうがよっぽど不審者というか周りに心配をかけるような……


何も気にせず好きに走れたほんのちょっと前が、当たり前じゃ、ないんだな。当たり前の日常がいかに尊いのかを苦しい呼吸の中で学んだ。
日常よ、君が恋しい。