世界の巨人没後20年

1/31、今日は馬場さんの命日。そして今年で没後20年。もう20年も経ったのか。


馬場さん死去のニュースは親父から聞いた。その日はGと秋田に来た新日を見に行って、プロレスを思いっきり楽しんでいた。全試合終わって「いやーすごかったな」「あの試合は~」などと話していて、会場に親父が車で迎えに来てくれて、そこで乗るなり「馬場死んだや」と言われて二人で「えっ!」と絶句した覚えがある。帰ってテレビを見たらニュースステーションでずっと馬場さん死去のニュースを流していた。


病気だとか入院だとかいうニュースはなかったので、突然亡くなったという印象が強かった。その前に還暦記念試合をして赤いちゃんちゃんこを着て「まだまだやれるな」と発言していたので、まさに青天の霹靂だった。


あれから全日が変わりノアが生まれ、プロレス界全体が低迷期に入りと様々なことがあった。特に総合ブームでプロレスが低迷だったり下に見られていたりした時期は「こんな時馬場さんがいればなあ」と思うことが何度もあった。別に何かしなくてもよくて、ただただプロレス界の存在としていてくれるだけでいろいろなゴタゴタに動じずプロレス界は走れたと思う。


馬場さんが亡くなって20年。確実に時間は進むし、それでも生きていかないといけないということを改めて感じる。
全盛期の馬場さんの試合をリアルタイムで見たかったなあ。