『Gスピリッツ Vol.50』を読んだ

今回の特集はBI砲時代の日本プロレス。全日本と新日本に分かれてからのBI、馬場猪木ではなく、日本プロレス時代のBIを取り上げている。
その特集も良かったけれど、一番深く読み込んだのは表紙にもなっているダイナマイト・キッド。昨年あまりにも早い天国プロレス入りしてしまったけど、その功績は非常に大きかった。リアルタイム知らない私でも過去の映像見るとゾクゾク来ていた。そんなダイナマイト・キッドの甥二人がおじさんに憧れてプロレスラーになろうとしているという切り口で特集している。
兄のトーマスがダイナマイト・キッドに似ていてびっくり。しかも内面やファイトスタイルも似せようとしていて、ダイナマイト・キッド研究に熱心なのが熱く伝わってくる。
プロに徹したダイナマイト・キッドの血が今後またリングに続いていくかと思うと楽しみだ。
また、同じく昨年亡くなった輪島についても記事があるがこちらもよかった。プロレス入りしてから真摯に向き合った姿勢は、誰もその後の輪島さんの悪口を言わなかったことに通じると思う。記事に書かれていたが、プロレスラーの輪島というのがあったからこそその後生ダラなどバラエティー番組に呼ばれたのではないかという推測はそのとおりだと思う。


今回もクラシックなプロレスの話をしっかりと読ませてもらった。

Gスピリッツ Vol.50 (タツミムック)

Gスピリッツ Vol.50 (タツミムック)