『Gスピリッツ Vol.48』を読んだ

今回は馬場夫妻特集。元子夫人が先日亡くなり、いよいよ元祖の全日本プロレスの火は消えたように感じる。
インタビューは佐藤昭雄グレート小鹿キム・ドク大仁田厚川田利明和田京平とどれも愛憎にまみれたもの。創業者ジャイアント馬場の大きさと、その後ろでしっかりと手綱を握っていた元子夫人のシビアさが伝わってきた。日本人レスラー、身内に対しては本当に渋っていたんだなあ。経営にとってはそれが正解かもしれないけど、選手としては辛いものがあっただろう。
元子さんが高校の頃ガソリンスタンドを経営していたというのは初めて聞いたエピソードだった。
亡くなった今となってはノーサイド。この二人がいなければあの熱狂の全日本プロレスはなかった、それだけは間違いない。