24シリーズ最新作。ジャック・バウアーは出ないけど、2017年に24が見られるというのはプリズン・ブレイクシーズン5と同じくらいの驚きと衝撃。
ジャック・バウアー的な活躍をする今作の主演はエリック・カーター。ジャックほど無茶苦茶な行動はしないが、それでも時にはかなり思い切った行動をする。
いきなり命を狙われるところから始まり、真相に近づけば近づくほど厳しい状況になる。エリックも相当きつい任務をしている。ジャックと違ってエリックはとにかく服が汚れる、顔が傷つく。
でもエリックには家族がいる。その点が家族も国すらも失ったジャックとの違い。ただ、それも終盤になると崩れ始めて……と見ていて本当にこの仕事の過酷さを実感する。
本家24と比べると大統領がほぼ前面に出てこなかったり、やや事件の規模が小さかったり、主役以外の人物の魅力が薄かったりとするけれど、それでも通常のドラマよりは遥かに面白かった。何話か見終わって一息つくと緊張して体が硬くなっているのを感じる。
基本的にはジャックの香りが出ていない24なのだけど、エドガーのいとこやトニー・アルメイダが出ていて、ジャックの世界が確かに続いているのを感じる。
24が2017年にも見られただけで満足!!!
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