いなくても大丈夫

久しぶりの奉公だったため、旅行前に何があったかなんて綺麗サッパリ忘れていた。
今こういう状況で、これがこうなって、と報告を受けても「ああ、うん……」とイマイチ入ってこない。具体的な数字とかで見せられても、その数字がどんな意味を持つのかがピンと来ない。うーん、何がピンチだったんだっけ。


そんな思い出せないことばかりだったけれど、はっきりとわかったことはある。それは自分がいなくても全く問題ないということ。自分がいなくても進んでいた。つまり、いなくても大丈夫な人。元々「俺がいないてここは回らない!」なんてことはつゆほども思っていなかったけれど、改めてこう自覚すると随分気楽になれる。
そんなわけで記憶を少し取り戻して本日終了。浴槽にゆっくり疲れる日本の風呂が気持ちいい。