不都合な真実

今日起きた不都合な真実を小話風にして面白おかしく書こうと思ったが、あまりにアホくさすぎてやめた。


自分が上に気に入られるように都合の良い数字と成果を並べ立て、裏では隠蔽。現場はそれを知っているがツッコめない。そんな空気なのに「皆さん、改善点があったらぜひ挙げてください」なんて言いやがる。どの口が言うんだ。
これはフリか、それとも本気で改善点を知りたいのか、どちらにせよ思っていたことをそのまま言う性分なのでその不都合な真実を突いた。素直に聞きたかったからだ、「なぜ嘘をついて隠蔽するのか?」と。


今日のことでいろいろ学んだ。年を取ると自分にとって良いことしか聞こえなくなるんだということ、図星を突かれると話を逸らそうとすること、立場があるから自分が間違っていると心の底では思っていても意味不明なことを言い撒き散らして部下を言い負かそう謝罪させようとすること。きたねえ大人の典型例を実写版で見るという貴重な体験ができた。


面白いね、やましいことがあるのに絶対に自分が優位に立とうとする態度、口調、紅潮した表情。
俺の苦労をわかってくれとでも言いたいのか、「君が同じ立場ならどうする?」と聞いてきたけど、「私なら正直に報告しますよ。現場はどのみち対応しないといけないので」と言い返した時の表情。現場を見ずに上のご機嫌しか見ない人には、こんな当たり前のことも反抗に見えるんだろうな。


頑張って今夜も残業してください。頑張って僕やってますアピールかのような深夜にいっぱいメール出してください。そして明日、昨日遅くまで頑張ってつれーわー感を出す体調不良で午後出社連絡を出してください。おっさん、もうそういう時代じゃないんだよ。