現場が元気になってこそだろ

『エロゲの太陽』を読んでいると、ソフトを開発するところはどの業界でも同じような地獄になっているんだなあと思う。
無理な納期、常に変わる方針、仕様、明らかな人手不足……原因は大体決まっていて、問題点が明らかになっているのにそれを見て見ぬふりをして進める、それが「開発」。その結果お偉い人に利益と高い報酬が入る。なんだかなあ。


何度でも何度でも、とドリカム風に言うけれど、人を大事にしないところはいずれ沈むよ。昨日赤字転落を発表した某牛丼チェーンなんてまさにそうじゃない。今まで従業員酷使で利益得ていたのかよ、と思わずにはいられない。


羽生選手には「無理をするな、感動をありがとう」と言い、現場には「自分で限界を決めるな、お客様のありがとうのためだろ」と言う、そんな経営者が日本に一体どのくらいいるのだろう。