宮城ライブ〜明日へのマーチ!!〜


昨日のライブ、本当に素晴らしかった。興奮が続いて余韻にも浸っているけれど、全然言葉にできない。
出店の気仙沼ホルモン、藻塩焼きそば、石巻焼きそば、牛タン串焼きおいしかった。
会場では14:46に黙祷があり、ライブの始まりでも黙祷があった。
ライブは桑田さんの細かい気配りと気遣いに溢れていた。それでいて見ている側に押し付けない感じで、素直に受け入れて最高の時間を過ごせた。今まで行ってきたライブで一番最高な気持ちだった。
オープニングの『青葉城恋唄』は全く予想できなかった。でもイントロで『青葉城恋唄』と気付いた時には全身が震えていきなり涙が出ていた。今度また「OH!バンデス」見たいなあ。
そこから始まった極上の時間、ここまで書いたけれどまたうまく言葉にできない。
一緒に行った奴は震災直後、この会場が安置所として使われていた時に検視で行っていて、最初誘った時は行くのを悩んでいた。それでも自分で乗り越えないといけないから、と言って一緒にライブに参加した。ライブが始まる前もステージ前の白い垂れ幕を見てちょっと思い出すと言っていた。誘って悪かったかな、と思いライブが始まった。
ライブが終わった後、「笑いと興奮と泣きが何回もあってすっごいよかった!誘ってくれなかったら二度とここには来ていなかったと思う。こちらこそありがとう!やっぱりここはライブの場所として使われてほしい!このライブは本当にすごかった!DVD出たら絶対買うわ!」と言っていて、それを聞いたこっちも笑顔になって一緒に感想を喋りあった。
このライブのニュースの断片的な部分を見ただけだったら、もしかしたら祭りっぽくしてはしゃいだだけのライブじゃないかと思われるかもしれないけれど、私は一緒に行ったこいつのこの言葉が聞けて、絶対にこのライブはやった意味と価値のある、東北の人の心に届いた特別なライブだと確信した。このライブは全て見ることで伝わると思う。
『それ行けベイビー!!』のイントロで泣いちゃって、曲が終わって桑田さんのハーモニカで唱歌の『故郷』が吹かれてますます涙が止まらなくなって、そこから静かに始まる『月光の聖者達』でもう涙のせいか何のせいなのかわからないくらい震えて、『祭りのあと』で笑顔と終わりを感じたアンコール。これで最後なんだな、と思ったら「みんなで歌おう!」と桑田さんが叫んで始まった『希望の轍』。会場全体が完全に一体化して歌っていた。あんな素晴らしい時間を過ごせてその場にいられたことが本当に幸せに思える。
10/1のノンスクランブル放送、10/9のスペシャル総集編も絶対に見たい。


桑田さん、東北に歌をありがとう。