泣かした事もある 冷たくしてもなお よりそう気持ちがあればいいのさ

春でもない、夏でもない、秋でもない、冬でもない、梅雨でもない、そんな今、「いとしのエリー」を聴くと心が揺さぶられる。最初はそっと触られ握られ、そして小刻みに横揺れ、いつの間にか縦揺れと揺さぶられる。
今年で発売から30年のいとしのエリー、今聴いても全く色褪せない。23歳という若さでこの曲を発表した桑田さんにはただただ感心するばかり。23でこの歌詞、このメロディは不可能だよ。
シンプルで、でも素直で、本当に相手のことを思っていて、相手の素敵なところ・好きなところがわかっていて、ストレートに歌っているこの曲。どこまでも深い。
いとしのエリー」って、本当に素敵な曲だと思う。素直に真摯にこの曲に向き合えて素直に真摯になれる。知らない人も、なんとなくしか知らない人も、最近聴いていない人も、こんな時期の今夜に聴いてみたら、きっと何かあると思う。
泣かせ文句のその後じゃ