撮ろう!Picture!

Gのなんだかよくわからん催し物があるらしく、Gから持っている写真送付の依頼を受けた。
まあGのなんだかよくわからん催し物はいいとして、その写真を探している過程でどんどん楽しくなってきた。
あーこんなこともあった。こんなところ行ったなあ。なんだよこれ。おーこれすげえ!



とHDD内の写真フォルダ漁りが楽しくてしょうがなかった。旅行や帰省のような特別なイベントの写真もあれば、雨の日に窓から撮った空や、学生時代のアパートの室内といった日常の写真もあった。
写真っていいな、と撮っている時ではなくこうやって撮った写真を丸ごと見ている時に思った。会心の一枚はもちろんのこと、ピンボケした一枚やブレた一枚、露出や感度が合っていない一枚にも味がある。そこにしかない自分だけの味と思い出がある。
今回かなりの量の自分が撮った写真を見たが、うまく撮れていない写真でも十分楽しめた。撮っている時はうまく撮れていないと嫌な気持ちになるものだが、時間を置いて見るとそういう失敗も楽しめる。
とにかくうまく撮れなくてもいいからバシャバシャ撮ったほうがいいな、と見る側になって思った。デジタル化でメモリーの許す限り数百枚と撮れるのだから撮る時はいっぱいいっぱい撮ってみるのがいい。多く撮ったほうが上達する、はず。
撮った写真をたくさん見て、これからは特別なイベントじゃないときでもデジタルスチルカメラを持ち歩こうと思った。記憶の思い出がやっぱり一番だけど、こうやってデータで残る写真もいい。いっぱいあっても忘れないし。もう一度その日に戻って撮れないのだから撮れる時にバシャバシャ撮らないと。
見る楽しみから撮る楽しみを学んだ。
撮ろう!Picture!