ニホンゴムズカシイ

「違和感を感じる」という言葉に違和感を覚えてしまう。違和感は覚えるもので感じるものではないのでは?違和「感」を「感」じるというのは・・・
『問題な日本語』のオリジナルか続編かでこのことについて確か取り上げていた。正確には「違和感を感じる」は間違いだが、現代では広く使われているのでOKという見解だった気がする。言葉は時代とともに変わっていくが、やっぱり「覚える」だよなあと思う。「違和感を感じる」――口に出して言うとやっぱりなんか違う気がする。
時代は変わる。日本語は変わるな。
元ネタはキリンクラシックラガーの「時代は変わる。ラガーは変わるな。」だけど、この言葉にも違和感を覚えてしまう。もともとクラシックの製法が長年のラガーの製法でありラガーの味だったはず。生ビールブームが来てラガーを生に変えて売り出したから、「ラガーは変わるな」というのはおかしいと思う。キリン自身が変えたんじゃないか。生に変えてキリン党の反発も出ていた気がする。自分で変えておいて「変わるな」は違うのでは?違和感を覚える。
う〜ん、日本語難しい。