内へ内へ

辞書と睨めっこしながら土曜に録画した『電車男』をながら見。
感想。中谷美紀いいなあ。以上。
あそこまで魅力的なのに恋の噂が出ないのはやっぱりよく言われているとおりズーレーアンビーなのだろうか。

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三連休は土曜は飲みがあったけどあとは平日のような生活。まあこんなもんでしょ。「世間は連休だ」という思いに甘え多少読書とかの趣味の時間は増えた(増やした)かな。
先週は余って貰った酒が冷蔵庫にみっしり詰まっていたので酒には困らず毎日飲んでいたけど、昨日からはまた酒なしの生活。ちょっとさみしいけどこれが普通なんだからしょうがない。
辞書との睨めっこはなかなか進まず。慣れないことはするもんじゃない、いやそれじゃあやばいというループがぐるぐる続く。早いところ終わらせないと。
もう一つのほうは思うような挙動を示さない。結果ももちろん期待はずれ。こっちもやばいなあ。
同時に二つのことはできないからあっちをやってこっちをやってで頑張ろうとするも、どっちも中途半端になってしまう。わかっていてもまたやってしまう。やらないよりはいいけど、もうちょっと計画立ててやらないといかんなと反省。
最近ますます自分の内側へと気持ちがいくようになってきている。もちろん友達やお偉いさんと話すのは楽しいし非常によい経験になる。
だけど、一日中誰かと話しているわけではない。自分のことをしているときはもちろん自分が今やるべきことに集中している。そうなるとそのときは常に自分と話していることになる。そういう内と話していると自分が集中しているとか今だらけようとしているとかもわかる。
だらける自分がわかるのに止めようとする自分とは話さずだらけてしまう。そうなると自分は何をしているんだと思う。
だけど、そう思っている自分すらきちんと向き合っていないような気がしてくる。「『だらける自分を何しているんだと怒り罪悪感を感じる自分』を認めて逃げようとする自分」がいるように思えてくる。そしてそうではないかと考えている今の自分がいる。
内へ内へと考えていくとどこまでもいってしまう。だけど結局わからない。そんなどこまでも続くことを考えてなんとか解決しようとする自分よりも「その日の気分」なんてものが勝ってしまう。自分の考えでは至らない部分があっさりと解決したり満たしてくれる。
そうするとそういう風に考えている自分は無駄なことをしているのかと思う。そうなのかもしれないけどそうではないと思いたい。だって自分だから。どんなことであれ自分でしていることが無駄だとは簡単には思いたくない。ましてや自分の内面だから。
もっと自分とは何なのかを知らないといけないような気がする。
それとは話がずれるけど、角田光代の『対岸の彼女』という本の中に「私の興味のないことはどうでもいいの」「誰かに無視されたって怖くない」というような文があった。だいぶ前に読んだ本なので正確には覚えていないけどそんな感じだった。
今はそういう考えに近い。まあ今さら友達に無視されるのが怖いだの誰かにどう思われているか気になる歳でもない。極端な話他人からの評価なんてそれほど気にならない。そんなこと気にしていたり時間とられたりする暇あったら自分の興味のあることをやっていきたい。
読みたい本や知りたいことがまだまだある。だから今は読書が一番したいことかな。無知だからせめて自分の興味のあることはどんどん知りたい。興味のあることをやっている間は自分の内側に集中できるということだから内へ内へと考えることも同時にできる。
人との話は大好きだしそこから得られることはたくさんあるけど、一日の中で一番身近にいるのはもちろん自分なので、その自分の時間をそういう風に使いたい。
そう思えば思うほどなかなかそうはいかないのが誰もが抱える現状。自分が今やるべきことをしっかりやって結果を出して、なおかつそういう自分の興味のあること、内へ考えるための素材を得ることは難しい。そのためにはしっかりとした「自分」を見つけなければいけない。そうなると自分の内へいかないといけない―――――
結局またぐるぐるとループする。そしてまとまっていない。
だけどこう考えていること、やっていることが無駄にならないように明日もまた生活する。