イクメンなんて言葉滅びればいいのに

妻の学生時代の友人や会社の同僚も育児中らしく、その中でうちより3ヶ月後に生まれた友人から「旦那さんって家事や育児どのくらいやっている……?」という質問が来たらしい。
どうやら旦那さんがなかなか家事育児してくれないらしく、それで喧嘩してしまったらしい。まー難しいよね、本人の考える家事育児と、相手の考える家事育児の認識がずれていたりもするし。


そんな話を聞いていたら、妻から私はかなり家事育児やっているほうだと言われた。本当に?
謙遜ではなく、本当にそんなにやっているつもりはない。
自分からすれば今の生活は一人暮らしの延長で、洗濯物があるから洗濯するし、腹が減るからご飯を作るし、洗い物が流しにあるから洗う。
育児は、ニコニコしているからもっと抱っこしたいし、泣いているから泣き止むように抱っこしたいという自分のわがままな気持ち。体洗えばキャッキャと喜んでくれて、湯船に入るとふぃーと気持ち良い表情になるから一緒に風呂入りたい。おむつ交換はどんなうんちをかましているのかというややおかしな興味からやっている。
だから特に「やるぞ!」とか「助けよう!」とかいう気持ちはない。


強いて言えば、本気で家庭を考えていることくらいだろうか。
家庭の生活も大事だから、仕事はほぼ定時までで終わらせる、終わらなくても終わりとする。それで上司に「残業が少ない」と言われても、「だから?」くらいにしか考えない。それでクビになったら他の仕事を探せばいい。給料が下がっても全く仕事がないということはないだろう(なかったら困るなー)。
自分の仕事は最悪誰かが代わってくれるけど、家庭の生活は誰も代わってくれない。いや、代わってほしくもないんだけど。
そもそもそれぞれの家庭事情が違うのに、上司の価値観押し付けられてもね。


そんなわけで、身構えずに一人暮らしの延長だと思って、自分のわがままな気持ちを家事育児にぶつければいいんじゃないかと思う。それでちょっとだけ家庭優先。
子作り二人でしたなら子育ても二人で。