電車のれない男

移動準備のためにチケットを買いに行った。「チケットを買う」というのはめちゃくちゃ難しいシステムだなあ。
私は話を聞かないし、方向音痴だ。
『話を聞かない男、地図も読めない男』なうえこういう場合『話を聞かない男、地図も読めない男、さらに時刻表も読めない男』になる。要するにダメ人間。
必死こいて一応買えて手元にチケットもあるが、なんか間違っているような気がする。果たしてこれで本当に行けるのだろうか?という疑問と不安が買ってからずっとある。このシステムは難しい。わかんねー本当に大丈夫なんだろうか?
ここまでダメな感じだが、ネットがなければ買うことすらできなかっただろう。普段は常にネットのある環境にいるが、路線関係のものは使わないのでノーマークだった。
出発駅と到着駅を打ち込むと勝手にそこまでの行き方を検索してくれる。しかも1つだけじゃなくて何パターンか提示してくれる。さらにかかる時間や料金も。すげえ。マジすげえ。私がアホなだけか。
出発駅と到着駅打って、出てきた結果、区間を書いて店の人に出す、聞く、この手段でなんとか乗り切れた。「最近のネットってものはすごいねぇ」と感心してしまった。
ネットに感謝。
ただ、用紙に検索結果全部書いて出したら「こちらの区間は新幹線ではございませんが・・・」と言われて恥を書いた。めっちゃ恥ずかしかった。顔から火が出る思いとはこのことだろう。そんなアホなことをした後にその人に発券してもらう恥ずかしさと発券までの待ち時間のどうしようもなさ。発券している最中店の人は絶対「アホや、アホが文明の利器に乗ろうとしている」と心の中で笑っていただろう。
今考えると新幹線のみで行けるわけないよな。過信しすぎた。後々そこの区間だけを調べたら300円ちょいだった。嗚呼恥ずかしい。それでもネットには感謝しているけど。