亀井勝一郎

「「明日は」「明日は」と言いながら、
今日という「一日」をむだにすごしたら、
その人は「明日」もまた
空しくすごすにちがいありません。」
家のテレビの後ろの上あたりにこの言葉を書いた紙が貼ってある。
あまりに自分のだらだら加減に気づいた時に貼った。家に帰ると絶対テレビを見るのでその時に自然と目に入る。この言葉を意識しないとダメダメになる自分の弱さもだいぶ問題だが。
もう年も変わろうとする今だからこそもう一度この言葉を頭に刻む。
今日がダメでも明日がある、でも今日できることは明日に回さず今日やる。誰も明日を見たことがないのに、絶対明日も今日のようにあると思っているのはよく考えたら不思議だ。大多数の人が幽霊や宇宙人は信じないのにこれほど見たことのないものを絶対的に信じることができるのはすごい。
明日のことを今日やれるぐらいになったら特濃ファンタジーに過ごせるなぁ。今年はまだ終わっていない。