今日は三沢光晴の命日

2009年6月13日から8年。今日が三沢光晴の命日。三沢光晴最後の試合からもう8年も経ってしまった。
最後の試合の日が命日ということはリングの上で最期を迎えたことになる。
「リングで死ねたら本望」という言葉は格闘技をする選手から良く聞く言葉だけど、この件があってから絶対にそんなことはあってはならないと思うようになった。
どんなに極限の試合をしても、試合後は勝者として、時には敗者としてリングを降りてほしい。一般の人にはできないことができる超人だからこそ、どんな時でもまた明日があるということを示してほしい。


あの日から8年が経ち、当時は全く注目されなかった選手がトップレスラーとなっている。最近プロレスファンになった人は三沢光晴を知らないかもしれない。
それでもあの偉業は色褪せない。不世出の天才、スーパースターであることは変わりようがない。
リング上でのどんなことがあっても立ち上がり相手をキッと見据える姿、絶対になれそうにないと思わせるほどのすごい人オーラ。それなのに普段は下ネタとお酒、ヒーローものを好む少年らしさ。男が惚れる男というのはまさにこういう人だと思う。


何年も書くけど、三沢光晴のおかげで辛い時ももう少し頑張ろうかなと思うことができた。
三沢光晴の試合を見て何度も励まされた。
三沢光晴という人を見続け追いかけてきたから自分も成長することができた。
僕にとって本当のスーパースター。正式に引退して引退後の「三沢さん」になってほしかった。


今日は一日スパルタンXを聞いて心をエメラルドグリーンにしたい。
本当に素晴らしい選手、もう二度と同じようなレスラーは現れないすごい選手が8年前の今日まではリングで戦っていたんだよなあ。
でも僕は絶対に忘れないから、ありきたりな表現になるけど心の中ではずっと戦い続けている。