なんだか悲しいというか空しい気分になり、建久室にいても全然集中できずなんにもできないまま出る。
家には鶏の胸肉が今日のぶんまであったが料理すら面倒くさい気分だったので、99円ショップで赤貝の缶詰を買う。
ぐだぐだな気持ちになりながらもどうしても欲しいものがあり本屋に行く。最近文字はパソコンの画面にうって、計算やメモなどはフリー書き込みのノートに殴り書きしている。ある日真面目に字を書く時があり、書いてみたら自分の字の汚さに気付いた。なんかものすごく汚くなっている！深呼吸してもう一度真剣に綺麗な字を書こうとしたが、頭で考えている字をノートに書けない。ものすごくショックだった。これはもう一度初心に返らなければいけない。いくらペーパーレスの世界にいたとしても字が汚いのはマイナスになる。せめて普通にしたい。そう思い漢字ドリルを買った。「調べて覚えるスーパー辞典 ６年の漢字ドリル辞典」。一つの漢字に対し薄く練習用の字があり、その下に練習できる空白の部分があるのを選んだ。正しい字を上からなぞって修正したかったからだ。これから少しずつやって小学生並の字になろうと思う。
TSUTAYAが週に一度のオール200円の日だったので行く。今月はプチブルジョアなのでこのどうしようもない気持ちにまかせて衝動借りする。↑の「ウォルタ−少年〜」に「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」、それに「花とアリス」で岩井俊二ワールドに今さらながらはまったので２つ借りた。前に「打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？」を見たことがあったが、この時は奥菜恵が好きだったから借りた。この作品の奥菜恵のあまりの神々しい魅力に当時は驚いたが、よく考えるとこれも岩井俊二のなせる業だったのかもしれない。素晴らしい作品だった。私はノスタルジック、カントリーな作品が結構好きだが、この作品も私の御多分に洩れず印象深かった。
計４本借りて帰宅。赤貝と焼酎を夕食にして「ウォルター少年〜」を見る。時間的に「めだか」とかぶるので予め予約録画しておく。９時半頃に映画終了。中途半端にドラマ見たくなかったので風呂に入る。酒を飲んでいい気分になった時の熱い風呂は最高に気持ちいい。だめだめ、ぐだぐだな自分も許せる。酒は平日もうやめようと思っていたが今日はどうしても飲みたかったので飲んでしまった。自分に甘いかもしれないがこれで自分の負な気分が解消されるならいい。アルコールが入った状態での入浴は危ないらしいが、気持ちいいからやめられない。
赤貝に焼酎っていう夕食はさすがにすさんでいるな、と思った。でも酒があれば悲しさも空しさもさみしさも紛らすことができる、少しだけ。
