ちとノスタルジー

 今日は昼と夜の温度差が大きかった。ずっと建物の中にいたので、帰る時に外に出たら昼のぽかぽかした暖かさはどこにもなく驚いた。原付に乗って走り出すと風がますます冷たく感じられる。もう夜のTシャツは厳しいのだろうか。
 秋は近い。もうそんなことはとうにわかってはいるが、認めたくない。いつまでもあの暑い夏でいてほしい。特に夏に思い入れはないが。
 原付で冷たい風に包まれると、高校の頃サテラインを受けた後の下校風景を思い出す。風景といってもサテラインが終わった頃にはもう辺りは暗く、校舎の一部の部屋と野球部のグラウンドくらいしか明かりはない。自転車をこぐと朝とは違う冷たい風を実感する。なんかサテラインといえば秋というイメージがある。秋といえばサテラインというイメージはないが。この秋に近づく、または秋の風を感じると毎年サテライン後を思い出す。今思うとなんか懐かしくてもう1回味わってみたいなぁと思う。年を取ったんでしょうかねぇ。オチがないほどノスタルジー