2007-02-23から1日間の記事一覧

『文藝春秋 2007年 03月号』を読んだ

「格差社会」「WCE」という言葉が独り歩きしている中、「会社は社員を守ってくれるか」を読むことで少し冷静に考えることができた。 「我らが青春の芥川賞を語ろう」では大器晩成ではなく早成、出る杭は打たれるといったことが語られていた。石原、村上氏と…

『コインロッカー・ベイビーズ (上)(下)』を読んだ

強烈。生々しい小説。現実の世界では許されないことをさも問題がないかのように行っている。衝動的な行動と破壊の描写が読んでいる側にからみついてくる。かなり読むのがハードだった。生きることは破壊することなのか、生きるためには破壊しなければならな…

『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を読んだ

青春というか勘違いまじりのトンガッた時期というか、とにかくそういうある特定の時期を切り取っている。作者、訳者はよくこの時期の感情を書けているなあと思った。誰もがホールデンの時期を通過しているはず。 背伸びをして強がって、ちょっと頭がおかしく…

『さつき断景』を読んだ

1995年から2000年までの話。ただし、毎年5月1日だけを切り取っている。1995年から2000年までの毎年5月1日をタカユキ、アサダ氏、ヤマグチさんの3人がどう過ごしたかが書かれている。 大きな事件はないけれどそれぞれの家庭内では気になることが起こっている…

ナイナイのANN

今回のスペシャルウィークはリアよりも通訳で来たデーブが楽しみだった。実際聴いてみるとバッチリ。最初の「『トランジスタ技術』読んでいました」からツボだった。 その後も細かくネタを入れてくるデーブ。さらに絶妙のタイミングで言う「すいません通訳の…