『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を読んだ

青春というか勘違いまじりのトンガッた時期というか、とにかくそういうある特定の時期を切り取っている。作者、訳者はよくこの時期の感情を書けているなあと思った。誰もがホールデンの時期を通過しているはず。
背伸びをして強がって、ちょっと頭がおかしくて、自分が考えていることが正しいと思っていて、でも周りに理解されずに悩む、世を嘆く。そんな時期は誰でもあるはず。今思い出しても恥ずかしいよ、いやまったく。

キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ