朝しぼりと近い春

日本酒の朝しぼりのシーズンだ。立春の頃あたりに「朝しぼり」という単語を聞く、見るともう少しで春だなと感じる。この朝しぼりを飲んで春を思うのが毎年の楽しみ。おいしすぎて春を思うのを忘れてただただ飲んでしまうってことによくなるけど。


朝しぼりを飲み、春を思い、そして日常を見つめて思う、「嗚呼、働きたくないな」と……働くのに向いていないし能力もないのになぜか外堀を埋められている。頼む、もうこれ以上役割を増やさないでくれ。私は働きたくないダメ人間なのだ。朝しぼりを飲んでゴロゴロする日々を過ごしたい真正の遊び人なんだ。