9月1日の朝、夏と秋

最近は朝4時半でも暗い。少し前までは朝4時でも明るかったのに。2023年の明るい朝4時はもう二度と来ないんだなと思うと、早朝から少し悲しくなる。


そんな外が暗い中でランニングをする。まだ熱帯夜だけど、虫の鳴き声が秋者に衣替えされている。夏のアイドルのセミはもっと山のコースにしないともう聞けない。暑さはあるけれど、風の雰囲気は秋を匂わせている。確実に季節は秋に進んでいる。


日中はまだ猛暑で夏としか思えないけれど、朝の姿は変わってきている。
あれだけこんなに暑い日が続くのはもう勘弁してくれと思ったのに、秋の気配を感じると急に「夏よまだ行かないで」とないものねだりしてしまう。秋は一番好きな季節だけど、去っていく夏が見えるとまだ秋よ待ってと思ってしまう。


悲しいようなまだ希望はあると思えるような、そんな9月1日の早朝ランニングだった。