なんでも「面白そう」だけで決めてきたなぁ

結婚しても子どもはいらないという人が増えているというニュースを見た。
口コミで自分にとって良い情報を効率的に得て自分にとって良い経験をして、見たい動画を倍速で見てと、コスパ、タイパのメリットと重要性があらゆるところで語られている。
それはつまり、コスパ、タイパが悪いことしているとダメに思われるということなんだろうな。もしくはダメに思われることを気にしちゃう人が増えちゃうんだろうな。今は子どもが生まれてからのかかる費用、ワンオペ育児などの現実が昔よりもニュースなどで取り上げられるし、自分で情報を探すとネットにいくらでもある。そういうのを見て子どもはいらないという人が増えるのも仕方ないと思う。


そんな現代で、翻ってじゃあ自分はなんで子どもがほしかったのかなあと思った。
自分にとっては単純に「面白そうだから」だったな。
子育てにお金がかかることもいろいろ時間を使うこともなんとなくはわかっていた。でもそれを深く調べようとするよりも、単純に子どもいて一緒に過ごすのが面白いなと思って子どもがほしかった。結果、大怪獣たちに翻弄される毎日になっている。大変だけど、まあ面白いな。


お金がかかる、うまくいかないこともある、子どもがいて育てるのはコスパ、タイパが悪いのかもしれない。でも、少しでも「面白そうだな」という思いが自分の中にあったら、コスパとかタイパとかいう言葉を超えた面白さが翻弄される毎日の中にあると思う。
自分は今のところそうだった。そして子どもの頃の記憶や思い出をもう一度追体験できるというのが予想外だった。もう一度子どもの頃に戻れるのが意外な面白さだった。


コスパ、タイパ気にして子どもがいらないというのはもったいないかもねという個人的意見。自分の思いのままにやればいいんじゃないの。