特集はNWAだったが、プロレスに興味を持った時にはもはや団体はなく、興味を持った後のプロレス史の一つとして知っているくらいだったので、この特集も団体や選手への思い入れを持ちつつ読むというよりも、教科書として読む感じだった。でもいつかプロレスにどっぷり時間を使える時が来たらNWAについてもしっかり学びたいと思っている。
今号で一番面白かったのが前号に続いてのアポロ菅原インタビューだった。前号読んだ時は「あれ？あのことは話さないのかな？」と思っていたけど、今回しっかり不穏試合として有名な鈴木みのる戦についても話してくれた。やはりプロレスラーはプライドがあるもの、それが巡り巡って、拗れ拗れてああいう形になってしまったのか……
アポロ菅原が転々とした中で過ごしたそれぞれの団体と選手、そして本人の生き方が非常に興味深く読み応えがあった。今はもちろん今でいいけど、やはり昭和のレスラーには独特の匂い、生き様がある。本当にGスピリッツ毎回深くて面白い。
- 発売日: 2020/09/24
- メディア: ムック
