ろくブル!!!

アメトーーク!で2月にろくでなしBLUES芸人をやった時に、子どもの頃の熱い記憶が蘇り、また読みたいなーと思っていた。


小学校の帰り道にコケて腕が曲がって痛くて痛くてしょうがなくて、でも共働きで親に連絡できなくて家のストーブの前で痛くて亀の体勢で蹲っていた時、側にあったのは血だらけの前田大尊が拳を握っているジャンプの表紙だった。そんなこともあって、ろくでなしBLUESは今でも強烈に心に残っているマンガの一つだ。


高校生ってこんなに怖いんだなあと思っていたちびっこの頃。喧嘩ってみんな大きくなってもするんだなと思っていたちびっこの頃。マサさんがマサ斎藤を意識したキャラだなんて知らず(その頃まだテレ朝はうちの地方は開局していなかったんだよ!)、すげえ先生もいるんだなあと思っていたちびっこの頃。
とにかくろくでなしBLUESは物心ついてわずかの、夢にきらめくことも明日にときめくこともなく、ただひたすらその日を全力で遊び回ることしか考えていない洟垂れ小僧にも強烈な印象を与えていた。


あーまた読みたいなーと思いながら時間が経ち、もうすぐ今年が終わると気付いた。今年ろくでなしBLUESにまた熱くなったのに今年その熱をスルーしていいのか?と年末に近付くにつれてリトル自分が話しかけてきた。
Amazonとかネットショッピングで調べると全巻だと中古でもそこそこの値段がするし、42巻だと満喫でもかなりの時間がかかるのでそれなりのパック価格になる。


どうすりゃいいんだよ俺のこの熱!と思っていたら灯台下暗し、近所のブックオフで全巻セットが売っていた。しかもどういうわけか表示価格から30%引き。Amazon最安値より安いし、漫喫パック料金で一気読みするよりも安い。よし、買おう!と相談なしで大人買いしてしまった。


今年熱くなったものは今年のうちに燃えるぞ!ということで42冊のろくでなしBLUESを夢中になって読むぞ!(全巻読み終えるのは来年になりそう)夢中になってハマって楽しむ、自分の人生で一番大事にしていることができる!これもうだっちゃららっちゃられろれ……(リスペクト)