10は9の後発売されるまでだいぶ時間が経って出たけど、今作は10から割と短い期間で出たので、なんとか前作の流れを覚えたまま読めた。
帯にもあるけど、いよいよ終わりが近いのかなと思わせる今作だった。心霊現象が複数発生しつつ重大な事件は拉致という構成が、どれが関係あるのかどれも関係あるのかどれがフェイクなのかと、登場人物同様読むほうも混乱させる形になっていた。
その混乱が解けてきていよいよ重大な局面!というところでページがなくなりまさかの「次巻へ続く」。ここまでドキドキさせておいてそれかよ!気になってしかたがない。
一応12の刊行予定が示されていたのですぐに読めることにはなりそうだけど、それでも気になる。
- 作者: 神永学
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/03/30
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る