2006-12-08から1日間の記事一覧

『百鬼夜行 陰』を読んだ

『姑獲鳥の夏』から『塗仏の宴』までの登場人物のサイドストーリーが10編。姑獲鳥から塗仏まで読んでから読むと「ああ、この人はこういうことがあったんだな」と思いながらそれぞれの話を再度思い出してしまう。姑獲鳥での京極堂のところに最初に行く前の関…

『心霊探偵八雲 (6)』を読んだ

赤い左目と死者の魂が見える能力を持つ八雲の第六弾。 正直今作は詰まっているように思えた。登場人物がそれほど多くないのと、場所が寺、病院、拘置所という全体的な世界の狭さのせいか大体の展開が読めた。病院に現れる少女の霊と拘置所内から外の人間の殺…

『定年ゴジラ』を読んだ

読み終わって「いいねえ」と呟いてしまった。 定年後のオジサンたち4人の話。倍以上の年齢の人たちの話なのに近いものとして読めた。 ガツンと言いたいのにいざ目の前にすると言えない山崎さんがとても素敵に見えた。もちろんおだてられてついつい調子に乗…