みんながみんなに感謝の帰省終了

8時過ぎの新幹線に乗って冬の帰省は終わった。久しぶりに年末年始に雪がしっかりと降っていて、「雪国感!」をダイナミックに浴びることができた。


帰省中はドタバタしているところもあったけど、私としてはとにかくあの空間が大好きで、今の瞬間ここで時が進まないでほしいと何度も思った。実際には無理なんだけどね。
親父とおふくろは一週間近く孫と一緒に過ごすことができて、疲れたとは思うけど楽しかったと思う。高校卒業してからずっと実家を離れていて、なかなか一緒に過ごす時間はなかったけど、今回の帰省で少しは親孝行できたかな。大きな夢はふるさとに戻って、たとえ実家には戻れなくても近くで過ごすことだけど、非常に難しい。自分に場所を問わず食えるスキルがあるかというと厳しいし、妻に全く知り合いのいない場所に移住というのは理解を得るのは極めて難しいと思う。でも、ふるさとが好きなんだよなあ。生まれてから18年ふるさとのエキスを全身で吸い続けていた身は、大人になってようやくふるさとの良さが頭でもわかるようになってきた。いつかの夢は今年も持ち続けていたいと思う。


新幹線を降りてふるさとに比べて暖かいこっちに来ると、あっという間に普段の生活が戻ってくる。とはいってもまだ冬休みでゆっくりだけどね。
電車に揺られている間、実家の両親、妹、妻と子どもにひたすら感謝の気持ちが浮かんできた。本当は一人一人とサシでじっくりきちんと言いたかったけど、それを言う機会はなく、また言いづらく、結局今回もうまく言えないまま帰省が終わってしまった。帰宅して妻に言おうと思ったけど、いきなり言うのもなんだか恥ずかしく、また日常が戻ってきて気付いたら寝かしつけの時間になってと、やっぱり言えなかった。
帰省中じぃじこと親父が言っていた「みんながみんなに感謝だ」という言葉が一番合うかな。本当は言いたかったけど言えなかったので、せめてその気持ちは持ち続けていたい。


いつも帰省最終日はちょっと体調が悪くなるけれど、今回も軽い頭痛があった。体は帰省の寂しさをわかっているんだよなあ。またみんな元気でいれば楽しく会えるはずだから、今年も健康で元気にいくぞ。
まとまりのないことをつらつらと書いたけど、要するに楽しい楽しい帰省だった。みんないるだけで幸せだし、みんないることが幸せ。