この前課長島耕作を読んだので続いて部長。課長は昔読んだことあるけど部長以降は読んだことがなかった。
課長から部長になりどういう風に会社の見え方が変わりどういう働き方になるのかと思って読み始めたけど、作者がハマっていたのか取材成果をふんだんに使いたいのか、いきなり出向になりワインの話。そしてまた出向になり歌手デビューの話。想像していたメーカーの部長とはだいぶ離れた過ごし方をしている。
それでも相変わらずモテる、モテる、モテる。50歳を過ぎても元気な島耕作。
後半は元の初芝らしい話だったり過去に出てきた人が出てきたりと課長島耕作のテイストが出ていてよかった。
部長シリーズの中で一番心にしみたのは中沢社長のパートだった。こんな人が社長でも上司でも、とにかくそばにいてくれたらニッポンのサラリーマンは元気になるだろうなあ。
- 作者: 弘兼憲史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/09/19
- メディア: コミック
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