『居酒屋ぼったくり〈6〉』を読んだ

5巻の後に6巻も買って一気に読んでしまった。
スーパー呉竹問題が落ち着き、一番気になっていたあの人間関係もある意味落ち着き、楽しい人情噺をいろいろ読めるかなと思ったけど、そうはいかない。
「釣り合わぬ恋」と「似て非なるもの」は覚悟と不安の両方が入り混じった内容で、この先どうなるかはわからないけど今のその気持ちのまま進んでいってほしいと思った。しかしどう考えてもこの先大きな問題にぶつかるのは目に見えている。なんとかならないものか……と作中に出る食事とお酒をいただきながら考えたい気分。
ままならぬものに直面するのは、現実でもフィクションでも苦手だ。でも面白かった。次は当分出そうにないからしばし待つしかないか。

居酒屋ぼったくり〈6〉

居酒屋ぼったくり〈6〉