『居酒屋ぼったくり〈4〉』を読んだ

1の面白さで一気に惹きつけられ、2であれ?と肩透かしを食らい、3で盛り返しての4。今回は3の盛り返しを持続して伸びた面白さだった。
これまでのぼったくり常連やその家族の話が広がった話が多いので、1から読んできていると時間の進みを感じられて読んでいて楽しい。スーパー呉竹問題が気にはなるけど、全体的には前向きで明るい話ばかりで読むのが嫌にならなかった。
要さんの意外なコンプレックスがわかり、ただの近付きづらいエリートというイメージが変わったのが今回の一番の収穫。
それにしても読んでいるうちに日本酒が飲みたくてたまらなくなる作品。

居酒屋ぼったくり〈4〉

居酒屋ぼったくり〈4〉