労基が長時間労働疑いの事業所を立ち入り調査して、そのうち4割超で違法残業が確認されたというニュースがあったけど、こんなもんじゃないでしょ。
疑いがあるところに立ち入りだけど、疑われていないところもいっぱいあるはず。むしろ疑われないようより巧妙に隠しているのかもしれない。
次問題が出てくるのは、裁量労働制度を採用しているところではないかと思う。
裁量労働というけど、実際には裁量なんてなく、ケータイの定額制度パケ・ホーダイよろしく定額ハタラカセ・ホーダイになっているところ、いっぱいあるでしょ。
残業した分だけ残業代付くのではなく、毎月みなしで固定になっているから、たとえみなしを超過しても残業代も何も出ない、それを悪用して常に残業前提の働き方させて負荷高くしているところ、絶対にあるでしょ。終身雇用でもなく未来に不安しかない中、働かせ放題させている会社が未来永劫成長するわけねーだろ。
もう昔の働き方の考えでは成り立たないということに、気付いてほしい。気付いていないフリしているなら、正面から向き合ってほしい。向き合わなかったら、現場から静かに崩れていくと思う。
知名度があって給与や名誉のためなら死ぬまで働けという会社ではなく、社員に本当の意味で優しい会社、そういう風にしようとしている会社がこれからは伸びていくと思う。絶対にそうなる。
