『SPA!』今週号の特集「仕事がつまらない症候群」がなかなか面白い。
アンケート結果を見るだけで
・仕事がつまらないと感じる人85%
・つまらなさ度合いは9割が変わらない・増大している
・仕事がつまらないと感じる主な原因は「多忙すぎてこなすだけになっている」「代わり映えしない」が大半
・仕事がつまらないと感じた時の対処は「生活するためと割り切る」「趣味などでストレス発散」が過半数
と見出しの通り日本人の「国民病」となっていることが感じられる。
アンケート結果だけではなく、結果の分析や、つまらないをこじらせた実例、対処法などが書かれていて読んでいて興味深い。
もちろんつまらないと感じているのは自分の仕事に対する姿勢や努力不足というのもあると思うけれど、これだけ多くの人がこんな状態になっているのはそれだけではないと思う。「会社」という目に見えないモノがお客様・株主・利益という外ばかり見て、社員のほうを見向きもしないのが大きいんじゃないかなあと思う。
個人的には「趣味などでストレス発散」だな。つまらないものにイライラしたり苦しみを覚えるなんてもったいない。クビ切られたらその時はその時で、次に向かえる気力を持っていればいい。仕事ですり減らされて、ある日飛ばされたりクビ切られたりした時に動ける気力がないというのが一番怖い。
会社は守ってくれない、これを常に持っていないといけない。
